アメリカ合衆国 VIX指数
VIX指数 (Index) / 2026-04-15 / 日次
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VIX指数について
VIX指数(恐怖指数)について
VIX指数は、シカゴオプション取引所(CBOE)が公表する株式市場のボラティリティ(変動性)を測定する指標です。具体的には、S&P500指数のオプション価格から算出される、今後30日間の予想変動率を数値化したものです。投資家が市場の先行き不安にどの程度のプレミアムを支払っているかを反映しており、市場心理を測定する重要なバロメーターとなっています。
VIX指数が重要とされる理由は複数あります。第一に、市場参加者のリスク認識度を示す指標として機能することです。指数が低い(通常10~20)ときは投資家が相場を楽観視しており、高い(30以上)ときは不安心理が高まっていることを意味します。第二に、ポートフォリオヘッジの判断材料として活用されることです。機関投資家はVIX上昇時にリスク回避的なポジション調整を行います。第三に、市場転換点の先行指標としての役割です。VIXの急上昇は株価下落の予兆となることが多く、逆に極度に低い水準は相場の過熱を示唆します。
注目すべき傾向としては、VIXと株価の逆相関関係が挙げられます。歴史的には、地政学的リスク、金融危機、中央銀行の政策転換時にVIXが急騰しています。2008年のリーマン危機時には80を超える水準に達しました。また、市場が安定期にある際でも15~25の中程度の水準を維持することが健全とされており、極端に低い数値は後の急上昇リスクを示唆します。投資家はこの指数を参考に、リスク管理戦略を立案しています。