マリ

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サブサハラアフリカ 低所得 MLI

マリの経済概要

マリ共和国の経済プロフィール

マリはサハラ砂漠南縁のサヘル地域に位置し、西アフリカで最も低開発国の一つです。2023年の名目GDP は約186億ドル規模であり、人口約2,200万人に対し一人当たりGDPは約850ドル未満という極めて低い所得水準にあります。

経済構造は農業に大きく依存しており、GDPの約35~40%を農業が占めています。主要作物はトウモロコシ、米、ミレットであり、牧畜も重要な産業です。鉱物資源面ではゴールド採掘が重要で、金の輸出はマリの主要な外貨獲得源となっています。綿花生産も伝統的な輸出品です。一方で製造業は極めて限定的で、経済の多角化が大きな課題となっています。

最近の経済動向としては、2020年のクーデター以降の政治的不安定性が深刻な影響を与えています。フランスとの軍事関係の悪化に伴い、ロシアとの関係が強化されるなど地政学的変化も生じています。また、テロ組織による治安悪化が農業生産と商業活動に悪影響を与え、インフレ率は2022年に10%を超えました。さらに2023年のニジェール情勢悪化に伴う地域的な不安定性の増加も懸念事項です。

注目すべきポイントとしては、マリの経済成長は極めて不安定であり、政治的安定が経済発展の最大の前提条件であることが挙げられます。国連開発計画のHDI指標では世界最下位水準です。インフラ整備、教育投資、電力アクセスの拡大が急務であり、国際援助への依存度が極めて高い状況が続いています。

経済

5

人口・社会

4

労働

3

貿易・投資

3

財政

1

社会

2

テクノロジー

1

格差

1

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