住宅価格対所得比

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Price-to-Income Ratio (Index (2015=100)) OECD

2025Q4 / 四半期 / 更新ラグ 80日

住宅価格を年間所得で割った値で、住宅購入の難易度を測る指標。
カナダ · 最新: 127.6 (2025Q4) · #3

住宅価格対所得比について

住宅価格対所得比(Price-to-Income Ratio)について

住宅価格対所得比は、家計の年間所得に対する住宅価格がどの程度の水準にあるかを示す指標です。この指標は、住宅価格を平均的な年間所得で除した値を基準年(2015年=100)で指数化したものです。例えば指数が150であれば、2015年と比べて住宅購入の負担が1.5倍に増加していることを意味します。この比率が高いほど、国民にとって住宅購入が困難になっていることを示しています。

この指標が重要である理由は、住宅市場の過熱度や家計の購買力を総合的に評価できるためです。単純な住宅価格の上昇だけでなく、実質的な購入難度を把握することができます。政策立案者にとっては、住宅ローン市場の安定性や家計債務リスクを評価する際の重要な参考情報となります。また、若年層の住宅取得機会や世代間の経済格差を測る指標としても機能しています。

一般的な傾向として、先進国では過去数十年で住宅価格対所得比が上昇傾向にあります。これは低金利環境の継続、投資需要の増加、供給不足など複数の要因が影響しています。特に主要都市部ではこの比率が全国平均を大きく上回る傾向があります。政策当局は、この指標が過度に上昇した場合、金融規制強化やマクロプルーデンス政策を検討する必要があります。

最終更新: 2025Q4