ラオス

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東アジア・太平洋 中下位所得 LAO

ラオスの経済概要

ラオス経済プロフィール

ラオス人民民主共和国(ラオスPDR)は、東南アジアのメコン川流域に位置する低中所得国です。人口約730万人で、陸地に囲まれた地理的制約を持ちながらも、地域の経済統合を進めています。GDP規模は約200億米ドル程度で、東南アジアではやや小規模な経済です。

経済構造の主軸は農業であり、労働人口の約70%が農業に従事しています。米やトウモロコシなどの穀物生産が基盤であり、食糧安全保障の重要な役割を担っています。同時に、鉱業資源が豊富で、銅やスズなどの採掘が外貨収入源として機能しています。近年は水力発電の開発が進み、タイやベトナムへの電力輸出がラオスにとって重要な収入源となっており、GDP比で約8%を占める産業に成長しています。

観光産業も急速に発展しており、ルアンパバーンなどの古都や自然景観が外国人観光客を引き付けています。ただしCOVID-19パンデミックによる観光客減少が経済に大きな打撃を与えました。

最近の経済動向としては、中国からの投資が急増し、経済回廊整備とインフラ開発が進んでいます。特に中国・ラオス鉄道の開通は象徴的で、地域連結性の向上に貢献しています。一方で、この対中依存度の上昇は外債増加につながり、2023年時点で対GDP比が懸念水準に達しています。

注目すべき課題としては、貧困削減の進展に加え、構造的な経済改革の必要性があります。国営企業の効率化、金融セクターの発展、人的資本投資の強化が持続的成長に不可欠です。また、気候変動への適応も急務であり、メコン川流域の水資源管理が地域協力の鍵となっています。ラオスは域内の経済統合(ASEAN、RCEP)の利益を最大化できるかが、今後の発展を左右する重要な要素となるでしょう。

経済

5

人口・社会

4

労働

3

貿易・投資

3

財政

1

社会

2

環境・エネルギー

1

テクノロジー

1

格差

1

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