巴西人口金字塔
CSVブラジルの人口構成について
ブラジルの人口ピラミッドと人口動態
ブラジルの人口構成は「若年型」から「成熟型」への過渡期にあります。ピラミッドの形状を見ると、0~14歳の層はまだ比較的厚いものの、かつての典型的な若年型ピラミッドと比べると明らかに細くなっており、先進国に向かう人口転換が進行中であることが明確です。現在の中位年齢は約33~34歳で、ラテンアメリカ地域の中では中程度の水準です。
人口動態の面では、急速な少子化が進んでいます。合計特殊出生率は1970年代の6.3から現在では約1.6~1.7へと大幅に低下しました。これは都市化の急速な進展、女性の教育水準向上と労働参加率の増加、避妊の普及などが主な要因です。同時に平均寿命も著しく延伸し、約76歳に達しています。ブラジルはかつての「人口ボーナス期」をほぼ終え、今後は高齢化社会へ進む局面にあります。
この人口構造の変化は、社会経済に複雑な影響をもたらします。労働力人口の増加ペースが鈍化する一方で、高齢者向け医療・介護費用の増加により、公的年金制度への負担が増大します。同時に、生産年齢人口の相対的な縮小は経済成長率の伸び率低下につながる可能性があります。ブラジルは今後、人口減少対策よりも、高齢化への対応と労働人口の生産性向上が重要な政策課題となるでしょう。
男性
女性
| 年龄段 | 男性 | 女性 | 合计 | 比例 |
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